子宮筋腫 第2子不妊 40歳の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
40歳 女性
子宮筋腫もあり第2子不妊の為、漢方薬で何とかしていきたいと来店されました。今まで神戸の漢方薬局に通っていたそうですが、体調があまりよくなかったそうです。
体も疲れやすく、イライラしやすく、不正出血も続くそうです。
肩こり、不安感が強くなるそうです。
お腹も張りやすく、ガスも多いそうです。
オリモノはあるが下半身が冷えている状態のようです。
生理の時に黒い塊が多く、色もどす黒い状態のようです。
ホルモン検査
FSH 21
LH 11
中国医学ですと『腎虚血瘀』、『気血両虚』、『肝気鬱血』の状態と考えられます。その為、体力や血液をシッカリと補う漢方、気の巡りをよくしてストレスを晴らしていく漢方、血流をよくする漢方をお渡ししました。
1か月ほどしますと肩こりは少しずつよくなってきているそうです。まだストレスや冷えはかなり酷いようです。
2か月ほどして生理の色が紅い色になってきたという報告を受けました。小さな塊があったそうです。排卵痛は無くなってきたそうです。
3か月目になりますと疲れも以前よりはよくなってきているそうです。夜は眠れない時があるそうです。
4カ月目になりましたら、妊娠したみたいですと言う報告を受けました。
実際に高温期も20日以上続いており、とても喜ばれております。まさか、こんなに早く赤ちゃんが授かるとは思っていませんでしたと言われました。つわりが心配と言う事で、つわりを緩和していく漢方、妊婦さんにものめる漢方などをおすすめしました。
中国医学では、個人差はありますが、まず子宝相談の場合は、お母さんを元気な状態にしていく事が基本になります
体が疲れにくく体力がある状態を保ち続ける事が妊娠しやすくなる第一歩に繋がります
体が疲れやすい状態が続きますと子孫繁栄の臓器に栄養がいく前に自分の体を何とかしようとします。
その為、まずお父さん、お母さんの体が健康である事と精神的にもゆとりがある方が赤ちゃんは授かりやすくなると考えます。
漢方を飲み始めてから、卵子の質もよくなられる方もいらっしゃいます。
体外受精や顕微授精と漢方薬を併用して赤ちゃんが授かる方もいらっしゃいます。
現代医学と中国医学のお互いの長所を活用する事で赤ちゃんが授かると良いですね。
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